ユーモアの必要性
昨日は清水町にてお馴染みめんぼーくんの講演会に行ってきた。
正直めんぼーくんっていうといつもの芸人キャラが強いので今回は初めて福祉に関するめんぼーくんの一面を楽しく聞かせていただきました。
タイトルは「医療・福祉にもっとユーモアを!」
医療、福祉の現場特にハンディを持った方にも明るく接して常に笑いがある関わりが出来るってのが理想でしょうね。
実は私も過去に横浜で身障者介護ヘルパーの仕事にも就いていた時期もあり、いちばん印象深かったのが中途障害の頸椎損傷であったSさんだ。
そのSさんは高校生の時にバイクで事故して首を骨折し、首から下が麻痺になってしまった。
そんなSさんも自立しアパートで一人住まいを行って24時間介護ヘルパーさんが交代でついている状態。
私が最初に仕事として就いた方がSさんだったんだけど、ヘルパー派遣の社員さんが言っていたのはSさんって凄い気難しく細かい注文が多くクレームも多い。
今まで多くのヘルパーさんが喧嘩して辞めたりなどかなり大変だけどがんばってと言われ正直不安だらけだった。
しかし最初は余計な事はいっさいしゃべらなかったが、仕事で慣れてくるに従いSさんも生まれ故郷が浜松ということで同じ静岡県人として意気投合し、いつの間にかそのままの自分をさらけ出したら介助うんぬんよりも友達になった。
私が気に入られたのは後にSさんが後に言ってくれたのがGUCCIさんって明るくユーモアがあって楽しいとのこと。
正直介助の力は自分でも全然経験が無かったため力不足だったんですがそんなことをお世辞でも言われて嬉しくないはずがない。
ついには仕事抜きにして横浜からSさんの生まれ故郷浜松に私が車を運転して連れて行ったり、私の実家沼津に連れて行ったり職務以外での関わりもしてしまった・・。
あげくには最初資格が無かった私でも最後にはヘルパー1級と視覚性・全身性ガイドヘルパーの資格も取り、自炊が苦手な私もいつの間にか調理が好きになったこと。(味が別として 笑)
なんだか、めんぼーくんのお話を聞いてSさんのことを思い出し大笑いさせてもらった90分間でした。
ちなみに私も街頭紙芝居をパフォーマンスとして行っておりますがやはりユーモアのある話しか主に行いませんし、しかめっ面して見るよりも笑顔で楽しい時間を過ごしていただけたらとも思います。
ユーモアって時にも場所にもよるけど無いよりやっぱあった方がいいね!